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大塚製薬/災害時の医薬・飲食料品の供給を強化、モデル事業に選定

2013年06月07日 / 経営

大塚製薬は6月7日、同社の事業継続マネジメントが、経済産業省の選ぶ「事業競争力強化モデル事業」に採択されたと発表した。

「事業競争力強化モデル事業」は、災害時などにも強じんで効率的なサプライチェーンを構築することを支援するもの。

同社は、事業継続に向けた取組を積極的に行っている。災害時にも生命の維持に関連する医薬品の供給を最優先とする一方、飲料、食品についても優先して生産し、供給体制の継続、復旧を図るとしている。

大塚製薬は2013年8月、「医療関連事業製品の生産及び安定供給」に関して、日本の製薬企業で初めて「ISO22301認証」を取得した。

「ニュートラシューティカルズ関連事業製品の生産および安定供給」に関しても、同認証を取得することを目指し、事業継続マネジメント体制を強化する。

ISO22301認証とは、2012年5月に発行された事業継続マネジメントシステムの国際規格。組織が災害、疫病などによってこうむる事業中断の影響を最小限に抑え、事業継続上の脅威に対処する能力を示す。

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