流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





山口県、京都府、厚労省/「冷凍ししゃも」回収対象を追加、8種類に

2014年07月28日 / 経営

山口県は7月27日、伊村産業(山口県長門市)がベトナムから輸入した冷凍ししゃもに異物が混入していたことを受けて自主回収を進めている問題で、新たに5種類のラベルを添付した商品を回収対象として発表した。

同日付で、厚生労働省も、対象となる商品のラベルを画像入りでホームページなどに掲載し、注意を呼びかけている。

回収対象商品のラベルとして追加されたのは、以下の5品。

<1>
1

<2>
2

<3>
3

<4>
4

<5>
5

伊村産業が出荷している冷凍ししゃもには、パックに小分けする前の箱詰めの状態で販売される商品と、個別の包装をした状態で販売される小分け品がある。

異物の混入が認められたとして23日付で発表されたのは、パックに小分けする前の箱詰めの商品だ。

27日の発表に先立ち、25日には、京都府内でも回収対象の冷凍シシャモが別のラベルを添付した形で販売されていた例が2件あったとして、京都府などが注意を呼びかけている。

<京都府で流通していた商品のラベル1>
京都府で流通していた商品のラベル1

<同 2>
同 2

今回の件で、回収対象として挙げられている商品ラベルの種類は、現段階で8種類。これまでのところ、健康被害は報告されていないという。

■伊村産業株式会社が輸入した冷凍ししゃもに係る異物の混入について自治体が公表したラベル一覧
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000052361.pdf

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧