流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





サントリー食品/英グラクソから2106億円で2飲料ブランド取得

2013年09月09日 / 経営

サントリー食品インターナショナルは9月9日、英グラクソ・スミスクライン(GSK)から、飲料ブランドの「Lucozade(ルコゼード)」と「Ribena(ライビーナ)」を譲り受け、これらの事業基盤を継承する売買契約を結んだと発表した。取得額は13億5000万ポンド(2106億円)。

事業の譲り受け日については協議中。独占禁止法の審査をはじめ、関連する当局の許認可を受けることを前提とし、12月末頃を見込んでいる。

今回の契約を受け、サントリー食品は事業を継承するため、欧州に100%子会社を設立する予定だ。

同社は現在、買収したオランジーナ・シュウェップスを通じて、フランス・スペインなどで飲料事業を展開している。

今回、英国を基盤とした新たな事業を獲得することで、欧州全体におけるさらなる販売拡大と事業基盤の強化を目指す。

さらに、GSKから2ブランドの全世界における販売権を引き継ぐことで、ナイジェリアなどのアフリカ諸国やマレーシアにおける新たな事業基盤を獲得する。

譲渡を受ける2ブランドの2012年12月期の売上高は797億円、売上総利益は379億円。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧