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大王製紙/中国でベビー用紙おむつの生産工場着工

2013年05月07日 / 経営

大王製紙は4月25日、中国におけるベビー用紙おむつの生産工場の建設に着手したと発表した。11月に稼働を開始する予定。

同社は2012年12月、江蘇省南通市に100%出資の現地法人「大王(南通)生活用品有限公司」を設立し、生産工場建設の準備を進めていた。

大王製紙が中国で展開するベビー用紙おむつ「グーン」の輸出販売は、直近で前年比230%以上伸長したとされる。

2013年中は日本生産品の輸入販売で増販を進めながら、2015年年初からコスト競争力のある現地生産品に、順次切り替える計画という。

中国の最大消費地とされる上海市、江蘇・浙江・山東省などのある華東地区に重点を置き、流通網と販売店舗数を拡大する。同エリアにおけるシェアを3年以内に10%まで引き上げることを当面の販売目標にすえる。

将来的には、同様に市場拡大が見込まれる大人用紙おむつ事業や、生産拠点の複数化も視野に入れている。

■新工場の概要
所在地:江蘇省南通経済技術開発区通盛大道66号
事業内容:紙おむつの製造・販売
工場敷地面積:5万2982㎡

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