花王／酒田工場内にサニタリー製品の工場新設、ロシアなどへの供給も視野

2013年06月24日／経営

花王は6月24日、山形県の酒田工場内にサニタリー製品の工場を新設すると発表した。

建屋と新規設備に約50億円を投資。9月に着工し、2014年春に稼働を開始する。

国内や海外で、ベビー用紙おむつ「メリーズ」の需要が急速に拡大していることに対応し、供給体制を強化する。

国内では、栃木工場と愛媛サニタリープロダクツで増産体制を強化中だ。酒田工場内での「メリーズ」の工場新設により、国内3か所目となるサニタリー製品の生産拠点を整備する。

新たな生産拠点は、軽失禁ケア製品といった高齢化への対応品の需要増も視野に入れて整備した。さらに、酒田市という立地を生かし、将来的にはロシアをはじめ、海外への製品供給を強化することもにらむ。

■酒田工場の概要
住所：山形県酒田市大浜2丁目1－18
敷地面積：約15万5000㎡
操業：1940年

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