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キリン/清涼飲料の西日本生産拠点を滋賀工場に移す

2013年02月15日 / 経営

キリンは2月14日、キリンビバレッジ舞鶴工場からキリンビール滋賀工場敷地内に新たに設立するキリンビバレッジ事業所へ生産拠点を移すと発表した。

国内の綜合飲料事業再成長に向け、清涼飲料事業の生産体制を強化する。

キリンビバレッジは、特定保健用食品のコーラ系飲料「キリンメッツコーラ」や「キリン午後の紅茶」ブランドなどの販売が好調。今後も強いブランドを育成し、さらなる成長を図るため、競争力の高いペットボトル商品の製造を強化する生産体制に見直すことが必要と判断した。

現在、キリンビール滋賀工場内にあるペットボトル商品製造ラインに加え、同敷地内に小型ペットボトル商品製造ラインを増設する。2つのラインを持つ清涼飲料生産拠点として、2014年1月から新たに製造を開始する。舞鶴工場における清涼飲料の製造は、2013年秋をめどに終了する。

今回設立する新たな事業所は、年間合計1700万箱のペットボトル商品を製造する、キリンビバレッジの西日本の生産拠点となる。

■新事業所の概要
操業開始:2014年1月(予定) ※キリンビール滋賀工場内の既存ペットボトル商品製造ラインの操業開始は2005年1月
所在地:滋賀県犬上郡多賀町敏満寺1600
敷地面積:36万8278㎡(キリンビール滋賀工場の面積)
製造設備:①小型・大型マルチペットボトル商品製造ライン
②小型ペットボトル商品製造ライン(増設分)
製造能力:①年間700万箱 ②年間1000万箱
合計:年間1700万箱

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