流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ピジョン/インドに哺乳瓶などの生産工場建設

2013年07月08日 / 経営

ピジョンは7月8日、子会社のピジョン・インディアがインドに生産工場を建設すると発表した。約10億4000万円を投じ、哺乳びん、シリコーン製乳首などを生産する工場を建てる。

2014年10月頃に建屋を完成させ、2015年1月から順次稼働を始める予定。

ピジョンは、中期的な事業方針のひとつとして、海外市場で育児用品・女性ケア用品事業を積極的に展開し、グローバル・カンパニーとして成長することを目指している。

その具体策として、中国・北米での事業拡大とともに、インドを初めとする新規市場の開拓にも取り組んでいる。

インド事業においては、2009年11月、ムンバイに販売子会社としてピジョン・インディアを設立。ピジョンの100%子会社であるピジョン・シンガポールが99.6%出資、ピジョンが0.4%出資した。

ピジョン・インディアでは、現地での情報収集や販路拡大、ブランド構築のための活動を行ってきた。今回、将来的な事業拡大に向けて体制を強化するため、デリー近郊に新工場を建設する。

同社は、グループにおけるインド事業の売上高を2014年1月期に約5億円まで拡大する計画を立てている。

■新工場の概要
所在地:インド共和国 ウッタルプラディシュ州 グレーターノイダ工業団地内
敷地面積:約1万2000㎡
延床面積:5200㎡
着工:2013年10月(予定)

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧