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マンダム/インドネシア工場火災で2016年3月期特損15億円

2015年09月30日 / 経営

マンダムは9月30日、インドネシア子会社で7月10日発生した火災事故により、2016年3月期通期の連結決算を修正する、と発表した。

売上高は732億円(前回予想比4.1%減)、営業利益50億円(32.1%減)、経常利益58億円(23.7%減)、純利益56億円(21.3%減)を予想している。

インドネシア連結子会社PT Mandom Indonesia Tbkの火災事故により、エアゾール生産ラインが未だ停止している。

その他の製品の生産も今後、一定期間計画を下回ることが想定され、減少が予想される。

これに加えてインドネシアでは、ルピア安、燃料補助金削減に伴うインフレ率の上昇、金融引き締めの影響による雇用状況、所得状況の悪化を背景とした個人消費の減速の影響を受けて、当初の販売計画を下回ることを想定した。

各利益も、インドネシアにおける売上高の減少による影響に加えて、PT Mandom Indonesia Tbkにおける生産数量減による原価率の上昇、同事故での約15億円の特別損失の発生による減少が予想されている。

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