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ヤクルト/中国・重慶支店と鄭州支店で「ヤクルト」の販売開始

2013年02月27日 / 経営

中国ヤクルトは、重慶市と河南省鄭州市に支店を開設し、スーパーなどの店頭で「ヤクルト」の販売を開始する。重慶支店で2月28日、鄭州支店で3月4日に販売を始める。

重慶市は中国西部に位置し、北京市、上海市、天津市と同じ中央政府の直轄市。人口約3300万人を有する。

長江の上流における経済、金融、文化、交通の要衝であり、近年では商業・サービス業も盛んだ。日系、外資系の大手小売業が数多く進出しており、同社が事業展開を加速する上で有望な市場だという。

一方、鄭州市は、中国の中心部にある河南省の省都で、人口は約750万人。中国大陸における東西方向と南北方向の主要幹線鉄道が交差する、交通の要衝にあたる。内陸開発都市に指定され、工業・農業ともに発展が著しいという。

河南省は人口約1億人と、中国で最も人口の多い省。今後、経済発展が期待できる有望な内陸市場であるため、省都である鄭州市での販売開始は、中国内陸部での普及に大きく貢献することが見込まれるという。

ヤクルトは、2015年までに中国で27か所の販売拠点を開設する計画を進めている。今回の2つの支店開設により、販売拠点は24か所となった。

<中国大陸での販売地域 ヤクルト資料より>

中国大陸での販売地域 ヤクルト資料より

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