サッポロ/東北支援で放課後学校「コラボ・スクール」に寄付
2015年12月25日 / 経営
サッポロホールディングスは12月24日、被災地である岩手県大槌町、宮城県女川町で開校している放課後学校「コラボ・スクール」(主催:認定特定非営利活動法人カタリバ)の運営資金として900万円を寄付した、と発表した。
この支援は今年9月に東京で開催した「恵比寿麦酒祭り」での生ビールの売上げの一部から寄付するもの。
サッポログループは東北支援のテーマの一つである、東北の将来を担う次世代の子供たちの育成支援の一環として、震災の起きた2011年よりコラボ・スクールに毎年支援を行っている。
「コラボ・スクール」は、首都圏を中心に学習支援を行ってきたNPOカタリバが運営。
震災により失業した塾講師などを雇用して、教育委員会や学校など行政とも連携。地域住民もボランティアで指導に参加するなど、様々な立場に立つ人が協力しながら、地域みんなで創りあげる新しい学校のスタイルを目指している。
地震による被害が特に激しかった宮城県女川町(住居倒壊率82.6%)と岩手県大槌町(住居倒壊率64.2%)の二つの地域で展開。
現在約350名の子どもたちが通っている。小学生から高校生までの学習指導や心のケアを行いながら、東北復興を担う人材の育成、そして未来のイノベータ―輩出を目指して活動している。
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