流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ピジョン/2013年通期は10%増収、44%増益

2013年03月04日 / 経営

ピジョンは3月4日、2013年1月期通期決算を発表した。売上高は650億7500万円(前期比10.0%増)、営業利益は70億8600万円(40.5%増)、経常利益は73億8900万円(50.3%増)、純利益は45億7300万円(43.7%増)だった。

事業別では、海外事業が24.9%増収となり、売上高の一番大きな比率を占めた。売上規模の拡大と、生産性の向上に伴い、売上総利益も増加した。

中国では、流通体制の整備、再構築が終了し、新商品の販売も順調に進捗した。2つの生産拠点で順調に生産が拡大、収益性の拡大に寄与している。沖縄県・尖閣諸島問題に絡む中国での反日気運の高まりによる影響は軽微という。

このほか、保育園などを展開する子育て支援事業は6.6%増収となった。ヘルスケア・介護事業は3.6%増収。

一方、育児用品などを扱う、主力の国内ベビー・ママ事業は0.7%減収だった。

2014年1月期の通期業績については、売上高を735億円(前期比12.9%増)、営業利益を78億円(10.1%増)、経常利益を78億円(5.6%増)、純利益を48億5000万円(6.0%増)と予想している。

同期は、中国、北米などの既存市場で、商品カテゴリの拡充などを進めるほか、インド、中近東、韓国、中南米などにおいて積極的な市場開拓を推進する。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧