キユーピー/高齢期の食生活啓発DVD「高齢期は食べ盛り」を制作
2013年04月25日 / 経営
キユーピーは4月25日、質・量ともに充実した食生活が元気な高齢期の支えとなることを啓発するDVD「高齢期は食べ盛り~正しい知識で老化を防ぐ~」を制作したと発表した。
5月上旬から、全国の市区町村福祉課、地域包括支援センター、老人クラブなど、配布を希望する約5000か所の施設に無償提供する。
あわせて4月26日から、キユーピーホームページにDVDの視聴ページを設け、高齢者やその周囲の人々に広くみてもらえる環境を整える。
同DVDでは、高齢期に目指すべき食生活を解説し、それを実行する方法を提案する。
日本の高齢者は健康への意識が高いとされるが、「粗食は健康によい」との意識が根強く、粗食を実践している人が多いためか、栄養状態の良くない人が少なくないという。
しかし、高齢期になると、たんぱく質や脂質などを蓄える役割を果たす骨格や筋肉が虚弱化してしまうため、健康を維持する上で、十分な栄養摂取が非常に重要になるという。
■DVDの概要
タイトル:「高齢期は食べ盛り~正しい知識で老化を防ぐ~」
文部科学省選定/公益社団法人日本栄養士会推薦
内容:興味をもって楽しく学べるよう、監修の熊谷修教授を講師に迎え、70歳前後の高齢者が生徒となり、講義形式で展開する。(全36分)
チャプター1:あなたは大丈夫?高齢期の栄養失調
高齢期の栄養失調について解説する。高齢期における栄養摂取の重要性を明らかにしながら、肉や魚、卵や油など幅広い食品をバランスよく食べることを推奨する。(16分)
チャプター2:今日からやろう!食生活の改善
熊谷教授らが考案した「10食品群チェックシート」を用いて食生活の改善方法を紹介する。(8分)
チャプター3:活動的な毎日で食べ盛り!
食欲を維持し、より良い食生活を送るためには活動的な生活が大切であることを提言する。 (12分)
■DVD視聴が可能なキユーピーホームページ
http://www.kewpie.co.jp/m-library/