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公取委／マルハニチロ食品に勧告

2009年04月26日 ／ トピックス

公正取引委員会は4月24日、マルハニチロ食品に対し、下請法に違反（下請代金の減額）と不当な経済上の利益の提供要請を行ったとして、勧告を行った。

調べによるとマルハニチロ食品は、冷凍調理食品製造の下請事業者に対し「協賛金」「不良品歩引き」という名目で、下請代金の額に一定率を乗じて得た額を負担するよう要請し、2007年2月から2008年6月までの間、下請事業者19社に対し、総額1966万8979円を減額していた。

さらに、卸売業者に支払う販売促進費用の一部に充当するため、下請事業者に対し、事前に算出根拠を明確に説明することなく、「販売対策協力金」として負担するよう要請し、2007年2月から2008年4月までの間、下請事業者22社に対し、総額1709万5550円でを支払わせていた。

なお、マルハニチロ食品は4月7日、下請事業者に対し、減額した金額と支払わせた金額を返還している。

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