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北一硝子/中国人観光客向け銀聯カード導入

2009年08月24日 / トピックス

北一硝子は8月24日、三井住友カードと協力し、北一硝子の8店舗で、中国人観光客向け決済サービス「銀聯(ぎんれん)」を導入、同日からサービスを開始したと発表した。

小樽を本拠地とする北一硝子は、手作りガラス製品・石油ランプなどを製造・販売する、創業100年を超える老舗硝子メーカー。ガラス専門店や美術館、レストランなど小樽市内に18店舗を展開している。

小樽市では、2008年度の中国人観光客の滞在者数が前年度比約2.5倍に増加。ことし7月から中国人向けに個人旅行の観光ビザが解禁されたことから、個人旅行者を含めた中国人観光客の増加が見込まれている。

「銀聯」決済サービスは、中国の銀行が発行する銀聯ブランドが付与されたキャッシュカード(銀聯カード)を、日本国内の銀聯カード加盟店で利用できる決済サービス。銀聯カードは、既に中国国内で約20億枚発行されている。中国人観光客は、カードを提示し、暗証番号の入力や伝票へのサインをすることで、中国にある銀行口座から利用額が引き落とされ、支払いが完了する。

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