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大日本印刷/丸善で電子看板活用の・広告販促サービス

2009年04月19日 / トピックス

大日本印刷(DNP)は4月17日、連結子会社の丸善が運営する書店店頭で、電子看板(デジタルサイネージ)を中心とする広告・販促サービスを5月1日に開始すると発表した。

電子看板と販売台の商品、携帯サイト、ちらし、ブックカバー、ポスター、店頭イベントなど複数のメディアを連動させることで、広告・販促効果を高めた内容。

サービスの柱となる「マルエムビジョン」は、丸善丸の内店、日本橋店、名古屋栄店の店頭に、46インチのタッチパネルディスプレーを備えた電子看板。企業広告や商品販促情報などの映像を流す。

DNPが開発した携帯電話向け情報配信システムのリーダーも組み込まれており、おサイフケータイに対応した携帯電話へ、映像で紹介している商品の詳細情報やイベント告知を配信することが可能だ。

POSレジに設置しているディスプレーを利用したレジ広告、店内ポスター・ブックカバーなどへの広告掲載、会計時に封入するちらし広告、店内イベントと組み合わせることで、店舗全体を利用した広告・販促活動を実現する。

DNPは今後、丸善の全国店舗や運営する大学内売店にも順次展開する予定。店舗を活用した全国規模の広告・販促支援サービスの事業化を進める計画だ。収集したマーケティングデータを顧客企業の商品開発や効果測定などに活用していく。

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