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大日本印刷/ジュンク堂書店の過半数の株式取得

2009年03月18日 / 経営

大日本印刷は3月18日、ジュンク堂書店との資本提携に合意し、ジュンク堂書店の株式51%を取得したと発表した。ジュンク堂書店はここ数年で事業規模を拡大させたため、株式上場も検討していたが、将来の事業展開のための資本増強と顧客サービスの向上などが見込めるとして、今回株売却による資本提携に合意したもの。
 
ジュンク堂書店が大日本印刷に譲渡したのは自己株式20万3235株。資本提携に伴い取締役1名、監査役1名が大日本印刷から派遣されるが、経営面では従業員や各店舗などは特に変更はないという。

資本提携でジュンク堂書店の書店運営のノウハウに、大日本印刷が持つCRM分析、電子出版やネット通販などのWebサービス、プリントオンデマンド、店頭プロモーションサービスなどが加わるため、大日本印刷は顧客に対しこれらの新サービスを提供していくとしている。

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