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矢野経済研究所/国内靴・履物市場の2009年度市場規模1兆3500億円

2009年09月07日 / トピックス

矢野経済研究所が9月7日発表した、「国内靴・覆物市場に関する調査結果2009」によると、2008年度の国内靴・履物総市場規模は、前年度比2.8%減の1兆4060億円規模(小売金額ベース)となった。

2005年度以降プラス成長を維持したが、4年ぶりのマイナスとなった。

中高年層向けのカジュアルコンフォート、ウォーキングシューズ、ランニングブームによるランニングシューズなど、スポーツシューズ分野が堅調に推移した。一方で、ファッション性の高い商品は苦戦した。

2009年度市場規模は1兆3500億円と縮小傾向になる見通し。

スポーツシューズを中心に「楽」や「快適」が今後の成長のカギとなると同研究所はみており、紳士靴はビジネスシーンにも対応したドレスコンフォート、婦人靴では働く女性のためのコンフォートパンプス、スポーツシューズについては、機能性の高いドレスコンフォートシューズやウォーキングシューズなど、ファッション性と「楽」、「快適」を開発コンセプトとした商品開発が今後の重要課題となる。

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