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農林水産省/約9割が国産の食料品を選択

2008年11月17日 / トピックス

食料品を買う時に、「国産品」とする人の割合が89%で、「輸入品」と答えた人の割合はわずか0.5%だったことが、農林水産省が11月17日に発表した「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」で分かった。

食生活に関する意識では、「品質や鮮度のよい食品をとっている」を挙げた人が59.6%と最も高く、続いて「規則正しい食事をしている」(53.4%)、「栄養のバランスがとれている」(50.9%)、「有害物質のない安全な食品をとっている」(45.2%)などの順となっている(複数回答)。

さらに、国内農業についての期待では、「輸入に頼らないでよいように、より多くの食料を生産すること」を挙げた人が53.1%、「生産段階の安全性や衛生管理を確保し、できるだけ安全な食料を供給すること」という人が50.5%、「品質や鮮度がよく、おいしい食料を供給すること」という人が50.4%となっており、以下は「食料供給力を確保し、できるだけ安定的に食料を供給すること」(43.8%)、「環境に配慮した生産手法により、できるだけ自然に悪影響を与えないで食料を供給すること」(41.0%)などの順となっている(複数回答)。

調査は、ことし9月11日から28日にかけて、全国の20歳以上の者に個別面接を行い、5000人の調査対象者うち、3144人の有効回答が得られた。

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