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農林水産省/食品衛生法違反の輸入米穀5251tを飼料用として確認

2008年12月03日 / トピックス

農林水産省は、2002年度から07年度の間に輸入された米穀のうち、食品衛生法違反となった輸入米穀で、すでに一斉点検調査で調査を実施した815tを除いた調査結果を公表した。

それによると、伊藤忠商事、トーメン(現豊田通商)、兼松、住友商事、双日、丸紅、アンドレイ(現ノーブルジャパン)の各企業が輸入した米穀(5251t)が、出庫伝票や工場までの輸送指示書、飼料加工業者の搬入台帳などを照合した結果、飼料用として使用されたことを確認した。

また、輸入商社からの流通先が警察の捜査対象となっているため、調査・確認ができなかった数量
は141tであり、これについては調査が可能となった段階で調査していく。

このほか、輸入商社からの流通先の飼料加工業者では、02年度以前の関係帳票類が廃棄されており、256tについて調査・確認することが困難であった。

さらに、02年度の輸入分(632t)については、すでに5年以上が経過し、倉庫業者、飼料加工業者などの関係帳票類が廃棄されており、調査・確認することが困難だった。

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