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ネット販売サイト／ECサイト構築市場203億円

2010年08月17日 ／ IT・システムトピックス

矢野経済研究所は8月17日、商品やサービスをインターネット上で販売するサイトであるＥＣサイトについての調査結果を公表し、ECサイト構築市場が2010年には203億5000万円の市場へ拡大すると発表した。

経済産業省の調べによると、BtoC-ECの市場規模は二桁成長を継続し、成長に伴ってECサイト構築市場も拡大してきた。しかし、景気低迷を背景とした投資冷え込みにより、2009 年に186億円と前年同期比5.7％増の成長に止まった。

ECサイト構築の目的は必ずしも販売チャネルの確保だけでない。ECサイトを顧客との接点を確保したりニーズを捉えたりするダイレクトマーケティングの場やカタログ的に見せる部分と捉える事例もある。

その他、デジタルサイネージとモバイルECサイトのクロスメディア展開による集客拡大も検討されている。

新規ECサイト構築の発生に加えて投資見送りも解除されるなど、低価格化の一方で案件数増が期待される動きもあり、2010年のECサイト構築市場は9.4％増の203億5000万円になると予測される。

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