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セブン銀行/NECと共同で新型ATM開発

2010年10月18日 / IT・システムトピックス

セブン銀行と日本電気(NEC)は10月18日、 セブン-イレブン、イトーヨーカドーなどに約1万5000台設置しているセブン銀行ATMについて新型ATM(第3世代ATM)を開発し、11月からテスト設置を開始すると発表した。

<第3世代ATM>

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第3世代ATMは、第2世代ATMに比べ高さを低くし、操作画面の位置・角度を変更することで、より安心して 利用できる空間が広がり、かつ周囲から画面や操作がさらに見えづらくなり、プライバシー性を向上させたという。

取り忘れ防止センサー、第2スピーカーなどを搭載し、現金などの取り忘れ防止機能を強化している。取引時以外は常に省エネモードで運用、画面のバックライトのLED化などで、消費電力を約半分に抑制した。あわせて寿命が長い部品・リサイクル可能な素材を使用し資源の有効活用を図る。

11月から、西東京地区で約50台のテスト設置を開始。2011年3月から東京都を中心に順次導入を開始する。3月中に約300台を設置する。2011年度中に、東京、山梨、静岡を中心に約3000台を設置し、2015年度上期中を目標に全台入替を予定する。

なお、セブン銀行のATMは10月29日に設置台数が1万5000台を突破する見込みだ。

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