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惣菜市場/2011年度は0.3%増の8兆2800億円の見込み

2011年07月21日 / トピックス

矢野経済研究所は7月14日、惣菜(中食)市場に関する調査結果を発表した。
惣菜とは、和風惣菜、洋風惣菜、中華風惣菜、米飯、給食弁当、調理パン、ファストフード、調理麺をさし、主に惣菜専門店、コンビニエンスストア、量販店、百貨店、生活協同組合、給食弁当業、ファストフード店舗等により供給される、弁当を含む調理済食材を対象に調査した。
調査によると、2010年度の惣菜(中食)市場規模は前年度比0.3%増の8兆2565億円と推計した。惣菜市場は、これまで少子・高齢化や核家族化の進行、女性の社会進出などライフスタイルの変化により市場を拡大させてきた。
しかし、長引く不況を受けた節約志向の高まりなどで商品の買上点数や客単価に減少がみられ、以前のような成長性を確保しづらい状況にある。
2011年度についても、ほぼ横ばいで推移する見通しで市場規模は、0.3%増の8兆2800億円と予測した。

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