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ガーデニング市場/2010年度は0.4%増の2162億円

2011年08月09日 / トピックス

矢野経済研究所が8月5日に発表したガーデニング市場に関する調査結果2011によると、2010年のガーデニング市場規模は前年比0.4%増の2162億円の見込みとなった。
分野別では、「植物」分野は花苗の落ち込みが顕著であったため前年を下回り、919億円。一方、「資材」分野は、家庭菜園向けのプランターや園芸初心者向けの栽培セットなどの商品が拡大したことを受けて、1243億円と前年を上回る見通しという。
2010年の家庭菜園向け野菜苗・果樹苗の市場規模は7.8%増の139億円の見込み。2011年については、夏場の節電意識の高まりにより、「緑のカーテン」向けのゴーヤなどの売れ行きが好調となっており、8.6%増の151億円と予測する。
食育や情操教育一環として、自宅などで家庭菜園を行うユーザーが増加したこと、環境活動の一つとして「緑のカーテン」が普及したことなどが市場拡大に寄与した。

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