キッコーマン/「和食」について意識調査
2013年12月10日 / トピックス
キッコーマンはこのほど、「日本人の和食に関する意識実態調査」を実施した。この結果をもとに、「和食」をもっと身近な料理として提案するプロモーションを2014年3月にスタートする。
調査は、和食が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることが決まる前に行った。
これによると、「和食に欠かせない調味料」を問う質問(複数回答可)に対する回答で、1位となったのは「しょうゆ」で98.4%を占めた。2位は88.3%の「だし」。
「よくつくる和食メニュー(白米・みそ汁除く)」の問いに対しては、1位が「焼き魚」で59.8%。2位は「肉じゃが」(53.7%)、3位は「豚のしょうが焼」(51.9%)となった。
<「あなたがよくつくる和食の家庭料理をいくつでもお答えください。(複数回答可、白米、みそ汁除く)」の結果 同社資料より>
「普段、家庭で食べる料理のタイプ」については、「和食」とする回答がもっとも多かったが、小学生から高校生の子どもがいる世帯では、和食より洋食が好まれる傾向があることがわかったという。
「和食に対するイメージ」を問う項目で、和食の「いいところ」については、「野菜をたくさん食べられる」「栄養バランスがいい」「健康にいい」などの回答が上位を占めた。一方、「よくないところ」については、「どれも似たような味になる」「下処理に手間がかかる」「調理に手間がかかる」などの声が多かった。
調査は、11月27~28日に、首都圏と近畿地方在住の20~60代の主婦830名を対象にインターネット調査として行われた。
これらの結果を踏まえ、キッコーマンは、“和食をもっとおいしく、もっと簡単に、もっと健康的に楽しめる”よう、しょうゆを中心としたプロモーションを2014年3月から全国で展開する。
多様な食材を生かした季節ごとのメニューや、栄養バランスのいい和食献立を店頭やホームページ上で提案していく。
また、「キッコーマンの和食お助け隊」として、プロの料理人のサポートを得て、おすすめレシピなどを紹介する。