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ユニ・チャーム/就寝時のマスク着用で、子供の喘息悪化を5割低減

2012年12月25日 / トピックス

ユニ・チャームは、小児科のアレルギー専門医と協力して、外来通院中の喘息の子供を対象に就寝時におけるマスク装着の効果について研究を実施。

この結果、「就寝時にマスクを装着することで、子供の喘息症状と喘息による治療などを5割低減させる」ことを実証できたと発表した。

<マスク着用有無による、喘息発症率の違い 同社資料>マスク着用有無による、喘息発症率の違い 同社資料

近年、日本の子供の喘息患者は年間100万人と推定されており、約5~10%の割合で増加傾向にあるとされる。子供にとって、夜間の喘息症状によって睡眠を妨げられることは生活の質の低下につながるとして、特に懸念されている。

喘息の原因は様々だと考えられるが、中でも空気中のダニ・ハウスダストなどのアレルゲンの増加が要因のひとつと言われている。マスク装着は、ハウスダストの気道への吸引をブロックできる有効な手段と考えられているが、これまで検証がほとんど行われていなかった。

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