味の素、カゴメなど6社／2016年4月北海道地区で共同配送開始

2015年11月13日／トピックス

味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社、Mizkanは2016年4月、北海道地区で6社による初の共同配送（常温）を開始する、と発表した。

＜北海道地区における6社共同配送イメージ図＞

配送拠点と配送車両の共同利用を行い、輸送効率の改善を図るとともに、CO2排出量の約15％の削減を目指す。

具体的には、現在6社合計で4か所にある配送拠点を2か所に集約。共同保管し、各々の配送拠点から共同配送を行うことで一台当たりの積載効率を高める。

今回の共同配送に併せて各社の情報システムを連結、物流情報を一元化。6社の製品の在庫管理や配送車両の手配等の物流業務の効率化を図る。

さらに、従来は複数社から別々に行われていた配送の回数が削減されるため、納品先の荷受時の負担も軽減する。

6社は2月2日、「食品業界全体およびそのサプライチェーン全体の発展」に資する効率的で安定的な物流体制の実現を目的として、食品企業物流プラットフォーム（F-LINE）の構築に合意。

6社共同配送の構築、中距離幹線輸送の再構築、物流システムの標準化の3点について検討を重ね、持続可能な物流体制の構築を目指している。

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