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フェリシモ/ヤクルトレディ制度開始60周年を記念し制服を復刻

2023年06月19日 11:00 / 商品

フェリシモは6月19日、ヤクルト本社中日本支店と共同し、ヤクルトレディによる販売が開始された1963年頃の制服(ユニフォーム)の上下と帽子、バッグを復刻したと発表した。

<復刻したユニフォーム>
復刻したユニフォーム

60年前「ヤクルト」を届けていた頃の制服上下や資料をもとに、ロゴも当時のものを復刻した。上衣のシャツジャケットは、保管されていた制服や資料を参考にしながら、全体のシルエットや袖口はスッキリと見えるジャケット風にデザインした。シャツジャケットの素材は麻調のポリエステルで、配達時でも涼やかな素材を使用した。

また、60年前に使われていたワイドパンツの形は、足さばきも良くすっきり見えるようにテーパードシルエットのデザインに変更し、より動きやすいパンツに仕上げた。素材をセレクトする際にも、ヤクルトを届けるシーンをイメージして、バイクや自転車でもアクティブに乗り降りできるようにと、「リブインコンフォート」の「のび軽パンツ」と同じ素材を使用した。

復刻制服は、ヤクルト本社 中日本支店のエリアである、東海地区(愛知、岐阜、三重)・北陸地区(富山、石川、福井)・近畿地区(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山)の各センター等で、計690着分が配付され、配達時やイベントなどで着用する予定だ。

復刻企画の担当者である吉田美帆子氏は、「今回、制服の復刻のお話をいただいた時、60年前に実際着られていた制服も拝見したのですが、ずっと大事に保存されていることに感激しました。上着のデザインは身ごろの切り替えやポケット、付け衿などの細かいディテールに当時作られた方のこだわりを感じて今回の復刻の制服にも反映しました。パンツは当時の雰囲気を残しつつ、今のヤクルトレディさんが着やすいようにテーパードパンツを採用しました。また、60年前のヤクルトレディさんのお写真を拝見する機会もあり、当時も今と変わらずいきいきとお仕事をされている姿が印象的でした。打ち合わせ中に、写真に残されていた帽子・バッグも一緒に復刻をさせていただくことになり、当時使われていたロゴを使って雰囲気のあるコーディネートができあがりました。各センターさんで数名が着用されるとのことで、お客さまも見れたらラッキーだと思いますし、長年続けてこられたお客さまには懐かしい気持ちになってもらえたらいいなと思います」とコメントしている。

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