大丸松坂屋百貨店/4月の百貨店事業6.5%減
2016年05月02日 09:55 / 月次
J.フロントリテイリング(2015年2月期売上高:1兆1635億円)が発表した4月の売上速報によると、大丸松坂屋百貨店の合計売上高は6.3%減で、博多大丸、下関大丸、高知大丸を加えた百貨店事業合計6.5%減だった。
4月度は、4月21日に名古屋店がメンズ売場を改装グランドオープンさせた効果により、紳士服飾雑貨が堅調に推移したほか、化粧品も好調に売上を伸ばした。
しかし、前年訪日外国人売上が大きく伸びたことの反動により宝飾品やラグジュアリーブランドが苦戦したこと、心斎橋店本館建替えによる面積減や、名古屋店の改装工事によるマイナス影響も加わり減少した。
東京店は3.1%増で、13か月連続で対前年プラスとなった。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。