コンビニエンスストア/3月既存店売上13カ月ぶり増、客数は3.5%減
2021年04月20日 10:40 / 月次
日本フランチャイズチェーン協会が発表した3月度のコンビニエンスストア統計調査月報によると、既存店ベースの売上高8617億2000万円(前年同月比1.9%増)、来店客数12億5944万2000人(3.5%減)、平均客単価684.2円(5.6%増)となった。
全店ベースの売上高は8982億6300万円(2.4%増)、店舗数は5万5828店(0.2%増)、来店客数13億1844万6000人(2.9%減)、平均客単価681.3円(5.5%増)だった。
今月は、4都県で緊急事態宣言が延長されたことにより外出自粛・在宅勤務が続き、来店客数に影響を及ぼしたものの、生鮮食品、惣菜、寿司、冷凍食品、デザート、酒類、マスク、玩具が好調に推移したことにより、全店・既存店ともに売上高が13カ月ぶり前年を上回る結果となっている。
客数は全店・既存店はともに13カ月連続のマイナスだった。
既存店ベースの商品別売上高は、日配食品前年同月比0.4%減、加工食品0.9%減、非食品5.0%増、サービス13.8%増となった。
既存店ベースの商品別売上構成比は、日配食品35.8%、加工食品26.4%、非食品32.3%、サービス5.5%。
調査の対象は、JFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。
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