流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ニトリ/5月既存店3.5%減、緊急事態宣言による休業で前年割れ

2021年06月03日 10:30 / 月次

ニトリ(2021年2月期売上高:7169億円)が発表した5月の月次国内売上高前年比によると、既存店の売上高は前年同月比3.5%減、客数6.4%減、客単価3.0%増となった。

全店は、売上高0.7%減、客数2.5%減、客単価1.8%増だった。出店4、退店1、国内店舗数582店だった。

国内では、4月23日「ニトリ ザ・ビッグエクストラ萩店」「ニトリ 田富店」、4月24日「デコホーム ビバモール蕨錦町店」、5月14日「デコホーム 小倉セントシティ店」を出店した。一方で、5月9日「デコホーム ヨドバシ吉祥寺店」を閉店した。

5月度の対象期間は4月21日~5月20日で、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴い外出が抑制されていたため、通販事業は好調に推移した。また、TVCM効果もあり、リビングダイニング家具の売上が伸長したほか、気温の上昇に伴い季節商材の寝具寝装品が売上を伸ばした。

一方で、一部店舗の営業時間短縮と最大28店舗を臨時休業したことなどにより、既存店売上高は前年割れとなった。期初からの累計では、既存店で2.3%減、全店では0.2%増のプラスとなっている。なお、曜日調整による影響はなかった。

関連記事

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧