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人流データ活用/価値主導型マーケティングで地域活性化7月14日無料開催

2022年07月08日 13:30 / セミナー

クロスロケーションズは7月14日、「価値主導型マーケティングに基づく地域活性化 まちづくりの実践における人流データ活用」をオンライン開催する。

<政策づくりのためのデータの見方・使い方紹介>
政策づくりのためのデータの見方・使い方紹介

行政政策にエビデンスが求められるなか、統計の基本を知らずしてまちづくりはできないと言われている。7月のロケーションテックセミナーでは、同志社大学政策学部の多田実教授が、まちづくりにおける地域政策立案のための問いの立て方、統計情報の集め方、分析の仕方から、総合的な「まちの診断」方法について解説する。

セミナーは三部構成を予定しており、同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程の櫻井勇希氏が、プロジェクションマッピングの仕掛けで、世界文化遺産の京都二条城を対象に人流データを活用した分析について説明する。

また、Tableau DataDev Ambassadorのdev代表取締役の浅田佑介氏が、人流データを活用した観光地、周辺飲食店における課題抽出方法などを、ビジネス(実務)寄りの観点で具体的に紹介する予定だ。

これまでの経験だけでなく地域の姿を正しく読み取り、根拠に基づく政策をつくるための人流データ活用について、詳しく解説していく。

「行政でまちづくり課に関わっている」「人流データを活用して改善できることに興味がある」「観光エリアにおける位置情報サービスを活用した課題解決やヒントとなる情報に関して興味がある」「政策学部など地方創生、地域活性を学んでいる」といった人のニーズに対応した内容となっている。

■開催概要
開催日時:7月14日(水)16:00~17:30
費用:無料
定員:100人
会場:オンライン開催(Zoom)

■詳細・申し込みはこちら
https://www.x-locations.com/seminar/20220714/

■プログラム
session01:価値主導型マーケティングに基づく地域活性化
同志社大学 政策学部 多田 実教授

一般的に、地域マーケティングと言えば、特産品や観光名所をいかにアピールするかに力点が置かれるが、知名度の高い文化遺産では、見どころや人気のスポットが既に定まっていることが少なくない。しかし、現状に甘んじることなく、さらなる価値を見いだして推奨するには、公開されている統計データや来場者アンケートなどの分析だけでは不十分だ。そのため、二条城における価値主導型マーケティングの可能性を考える。

session02:コロナ禍前後における二条城プロジェクションマッピング来訪推移と、立ち寄り地点分析から見る行動パターン分析
同志社大学大学院総合政策科学研究科 博士後期課程 櫻井 勇希氏

書籍『まちづくりの統計学』を今回のセミナー登壇する多田先生が執筆する際、2019年のNakedによる二条城プロジェクションマッピングに関する位置情報分析データを渡した。どのエリアから、どのような人が来ているかを分析することで、今後のイベントプロモーションをどこでやるべきかのヒントが得られた。今回の発表では、その続きを報告。2020~2022年までの期間で、二条城プロジェクションマッピングにどこから人が来訪し、また立ち寄ったのかの分析結果を説明する。

session03:人流データを用いた観光地および周辺飲食店の課題抽出
登壇:dev 代表取締役 浅田 佑氏

観光地、周辺飲食店における集客課題を、人流データを用いて浮き彫りにする。どのような観点で分析を行うと課題抽出が行えるのか、具体例を用いて解説する。

■問い合わせ先
https://www.x-locations.com/seminar/20220714/

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