広島駅／食品フロア「エキエキッチン」開業「ユアーズ」出店

2019年07月19日 16:40 ／店舗

JR西日本と中国SC開発は7月17日、JR広島駅直結の商業施設「ekie（エキエ）」に10月2日、新たな食品エリア「ekie KITCHEN（エキエキッチン）」を開業すると発表した。

＜エキエキッチンのイメージ＞

広島駅橋上・高架下開発の一環で、「ekie（エキエ）」は、2017年10月の第1期ekie ザッカマルシェ、2018年3月の第2期ekie DINING（エキエダイニング）、2018年10月の第3期エキエバル・ekieおみやげ館・ekie DINING terrace（エキエダイニングテラス）と順次、開業を進めてきた。

10月2日に、地元客から新幹線利用客まで多様な食料品ニーズに応える第4期エリア「ekie KITCHEN（エキエキッチン）」を開業することでグランドオープンとなる。

メインターゲットは、日々広島駅を通勤や通学で利用する人と広島駅周辺の住民で、サブターゲットは、ビジネスや出張、観光で新幹線を利用する人とした。

＜フロア配置図＞

デリカ、スイーツ、カフェ、ドリンクスタンド、グロッサリー、リカー、スーパーマーケットなど、日常的に利用できる食料品を中心にバラエティ豊かな36店が出店する。

スーパーマーケットでは、広島のユアーズが出店する。生鮮やデリカなどの日常的なニーズに対応すると共に、ユアーズの高級業態アバンセの高品質な商品も展開する。

リカーは、広島のフレスタグループ・リカーズの新業態「SAKE PLACE」が出店。広島の銘酒を中心にお酒に合うおつまみなどを品ぞろえし、イートインコーナーを併設して味の確認や専門スタッフからの提案で商品を購入できるサービスを提供する。

グロッサリーは、全国で輸入食料品店を展開するジュピターの新業態「Tavola！ by Jupiter」が出店。珈琲豆を中心に輸入食料品を豊富に品ぞろえし、試食・試飲スペースを設けて、おすすめの食べ方や組み合わせを提案する。

デリカは、全店舗が厨房を併設するとともに、持ち帰りだけではなく、でき立てのものをその場で食べれる展開も強化し、ライブ感を演出する。

「ゾーナイタリア」「葛」「カフェポンテ」などの広島有名飲食店による、初の惣菜専門店が出店する。有名食パン専門店「一本堂」の食パンを使った、初のサンドウィッチ専門店「大和サンド」がイートイン併設店でオープンする。

RF1がプロデュースするセレクトショップ「Green gourmet」や、「柿安ダイニング」といったサラダ・惣菜・弁当を和洋幅広く取りそろえる定番人気の惣菜店も誘致した。

スイーツ・カフェは、女子会の持ち寄りスイーツや気が向いたときの家族への手土産、記念日や自分へのご褒美、帰省の際や挨拶の際のおもたせなど、幅広いスイーツニーズに対応する。

全国で人気・話題のアップルパイ専門店「RINGO」や、タピオカドリンク発祥店である台湾カフェ「春水堂」など行列スイーツ専門店が広島に初出店する。また、広島で人気の「BAKE」「立町カヌレ＋」「shodai bio nature」が出店する。

「Boston」による厨房併設の焼き立てチーズケーキの展開や「モーツァルト」による抹茶菓子専門店といった広島でお馴染みの店舗による新業態も出店する。

エキエキッチンで提供する惣菜や弁当、スイーツなど、好みの商品を持ち込めるエリアとして「エキエスタンド」を展開する。

エキエスタンドに併設するドリンクスタンドには広島の有名店が出店。こだわりの注ぎ方で全国でも話題の「重富酒店」が展開する「ビールスタンド重富」や宮島でお馴染みの揚げもみじを展開する「もみじ堂」や宮島珈琲を展開する「伊都岐珈琲」を誘致した。

ドラッグストアの「マツモトキヨシ」や「日本旅行」「ATM コーナー」などお客の生活サポートに対応した店舗も出店する。

エキエではすでに導入済みのクレジットカードや交通系電子マネー決済に加え、新たに「アリペイ」「PayPay」など9ブランドのコード決済、および7ブランドの電子マネー決済の導入も行う。

施設概要（全体開業後）
施設名称：ekie（エキエ）
所在地：広島市南区松原町1-2
店舗面積：約1万400m2
（線路上空エリア約1700m2、高架下エリア約8700m2）
店舗数：約132店（線路上空エリア22店、高架下エリア約110店）
駐車台数：広島駅屋上駐車場350台、アッセ85台
開業日：2019年10月2日
営業時間：ekieお土産館8時～21時（味彩通り7時～21時）
ザッカマルシェ10時～21時
ekie DINING／エキエバル11時～23時（廣島ぶちうま通り11時～22時）
ekie KITHCEN10時～21時※一部店舗は異なる