大和ハウス／商業施設など複合開発「マールク新さっぽろ」完成

2023年12月12日 13:12 ／店舗

大和ハウス工業は12月12日、大規模複合開発プロジェクト「マールク新さっぽろ」（札幌市厚別区）の全街区が完成したことを発表した。

＜マールク新さっぽろ＞

大和リース、医療法人脳神経研究センター新さっぽろ脳神経外科病院、医療法人新札幌整形外科病院、社会医療法人交雄会メディカル交雄会新さっぽろ病院、学校法人札幌学院大学、学校法人滋慶学園札幌看護医療専門学校の6者とともに、札幌市で2019年3月より開発を進めてきた。JR千歳線「新札幌駅」と地下鉄東西線「新さっぽろ駅」周辺に位置する。

コンセプトは「商業、ホテル、予防医療・地域医療、タワーマンション、子育て、産学連携、教育の7つの成長エンジン」。約5万5700m2（一部借地含む）を有した敷地を2街区に分け、G街区に大学や専門学校などの教育施設、I街区に共用駐車場、医療施設4棟、分譲マンション、ホテル、商業施設を開発した。

＜周辺地図＞

I街区の各施設は、街のシンボルである屋内空中歩廊「アクティブリンク」でつなぎ、季節・天候に左右されない安全な歩行者動線を確保。商業施設「BiVi 新さっぽろ」には、スーパーマーケットや雑貨、飲食店など34店舗が出店（12月10日時点）したほか、館内の中心部には、飲食やイベントなどが楽しめる室内公園「BiVi PARK（ビビパーク）」を整備している。

「マールク新さっぽろ」は今後、多世代が集まる地域住民との交流拠点として、新たな賑わいを創出するとともに、「みんなでまるごと、健康をつくるまち」をスローガンに掲げ、住民が安全・安心・快適に暮らせる街づくりを行っていく。

■マールク新さっぽろ
所在地：G街区北海道札幌市厚別区厚別中央1条5-1-1・5／I街区北海道札幌市厚別区厚別中央1条6-3-3ほか
交通：JR千歳線「新札幌駅」・札幌市営地下鉄東西線「新さっぽろ駅」
開発総敷地面積：約5万5700m2（一部借地含む）
総事業費：約550億円

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