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資生堂/米州の研究開発体制を拡充

2016年05月09日 14:00 / 経営

資生堂は5月7日、米国の「アメリカイノベーションセンター」(イーストウインザーニュージャージー州)を5月に拡張オープンした、と発表した。

米州地域における顧客研究、製品開発、情報開発などのR&D機能を拡充・強化する。

面積を600平方mから2000平方mに、研究員数を25名(2016年2月現在)から2020年までに47名まで増員する。

新たに拡充オープンするアメリカイノベーションセンターは、従来の機能に加え、これまで日本で対応・サポートしてきた「製品情報・訴求の開発」、「製品の安全性の保証」、「知財管理」、などの機能を現地に移管・強化することで、現地完結型の研究開発体制を確立する。

同社は、2020年までの中長期戦略「VISION 2020」にもとづき、グローバルレベルでのブランド価値向上と事業構造改革に取り組んでいる。

この戦略の一環として、世界各地域の顧客心に共鳴する価値を実現する研究開発を目指し、5か国9か所の研究開発拠点とそのネットワークを整備・強化していく。

■アメリカイノベーションセンター 概要
所在地:366 Princeton-Hightstown, East Windsor, NJ08520, USA
センター長:吉田克典
設立年:2008年
拡充オープン:2016年5月

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