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山崎製パン/200億円投資し、神戸工場新設

2016年11月17日 13:10 / 経営

山崎製パンは、約200億円を投資し、兵庫県神戸市西区の西神工業団地に「神戸工場」を新設する。

<神戸工場 外観イメージ>
神戸工場 外観イメージ

2017年1月から建設に着工し、2019年3月から稼働を開始する。

神戸工場の生産品目は、「ロイヤルブレッド」などの食パン、「ランチパック」、「薄皮つぶあんぱん」、「ミニクロワッサン」、「スナックスティック」などの菓子パン類やドーナツなどで、今後、関西地区で需要拡大が見込まれるアイテムを集中生産する。

新ラインに導入する製パン機械設備は、これまでに同社独自に開発した技術や、同社が全国各地の工場で改善改良を施してきたノウハウを集積したもので、品質の安定向上を期するとともに、省人、省力、省エネを追求した高効率なラインの実現を目指す。

また、食品安全衛生面ではAIBフードセーフティに準拠した設備設計を図るとともに、フードディフェンス対策の強化にも取り組み、食の安全・安心の確保を徹底。環境対策面では、CO2削減に対応する最新の省エネルギー機器の導入をはじめ、全館でのLED照明の採用などを行う。

関西に新たな生産拠点を設置することにより、関西以西の食パン、菓子パンの供給体制を整え、品質の向上、アイテムの充実にも力を入れるとともに、将来にわたる効率的な生産体制、物流体制を構築し、関西地区の基幹工場を目指す。

■神戸工場 概要
所在地:兵庫県神戸市西区高塚台6-19-1
敷地面積:5万5984m2
建築面積:1万4744m2
延床面積:2万5384m2
生産能力:食パン 17万斤/日、菓子パン類 50万個/日
従業員数:約330人

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