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ファーストリテイリング/障がい者の活躍推進で国際イニシアチブに加盟

2021年01月21日 12:50 / 経営

ファーストリテイリングは1月21日、障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアチブ「The Valuable 500」に加盟したと発表した。

「The Valuable 500」は、2019年の世界経済フォーラム年次総会で発足した取り組みで、障がい者が社会、ビジネス、経済で潜在的な価値を発揮できるような改革をビジネスリーダーが主導することを目的としている。

<The Valuable 500>
The Valuable 500

ファーストリテイリングは、2001年に本格的に障がい者雇用を開始して以来、障がいの有無にかかわらず、すべての従業員がやりがいを持って働ける環境づくりに取り組んできた。今回、「The Valuable 500」の趣旨に賛同してコミットメントを定め、障がい者雇用をはじめとする取り組みをさらに推進する。

■ファーストリテイリングのコミットメント

ファーストリテイリングは、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というステートメントを掲げ、本当によい服を創造し、世界中の顧客によい服を着る喜びを提供することで人々の暮らしの充実に貢献するとともに、社会との調和ある発展を遂げることを使命としている。

多様性の尊重は、ファーストリテイリングが最も大切にしている理念の1つとなっている。ファーストリテイリンググループの主力ブランドであるユニクロの「LifeWear」は、世界中のすべての人を対象にした「MADE FOR ALL」というコンセプトを掲げている。

あらゆる人の生活をより豊かにするための服は、多様な人々の多様な価値観からつくられなくてはならない。そして、それぞれの価値観を、敬意をもって受け入れる寛容性こそが、新しいアイデアとさらなる変革を生み出していく力になると信じているとしている。

ファーストリテイリングは、「障がい者の雇用と受け入れ研修の実施」「お客や従業員の声を反映した、商品・サービスと売場づくり」「ダイバーシティ&インクルージョン専用ウェブサイトの開設」「障がい者スポーツの支援」「地域コミュニティにおける障がい者支援」といった5つの取り組みを柱に、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容と尊重)を推進するという。

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