サッポロ/バイオエタノール製造技術提供とプラント設計に関するコンサルティング契約締結
2017年01月10日 12:05 / 経営
サッポロホールディングスは1月10日、タイ企業のInnotech Green Energy Company Limited(以下IGE社)は、NEDOプロジェクトの成果をもとに、世界初となるキャッサバパルプを用いたバイオエタノール製造プラントの実用化に向けて、バイオエタノール製造技術の提供とプラント設計に関するコンサルティング契約を締結した。
IGE社が建設を目指すバイオエタノール製造プラントは年産6万klの製造能力を持ち、その温室効果ガス削減効果は、年に約12万トンと試算されている。これは、サッポロHDの国内酒類事業で排出される約1年分のCO2排出量に該当する。
IGE社と2月中旬からコンサルティング契約を開始し、具体的なプラント設計作業と技術支援をおこなう予定。
サッポロHDは今後、タイ国内にとどまらず、キャッサバ栽培が盛んなASEAN諸国へのバイオ燃料製造技術の普及、エネルギー・環境問題の解決に貢献していく。
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