イトーヨーカ堂/3~11月、構造改革実施も既存店前年割れ、営業損失2億円
2019年01月11日 17:00 / 店舗
イトーヨーカ堂の2019年2月期第3四半期決算は、売上高9127億2700万円(前年同期比0.3%減)、営業損失2億円(前期は24億6600万円の営業損失)となった。
商品別売上高は、衣料1168億2500万円(6.3%減)、住居1192億1000万円(2.1%減)、食品4006億5800万円(0.7%減)、商品売上計6366億9400万円(2.0%減)だった。
テナント売上は2495億9600万円(4.7%増)、その他37億7400万円(24.6%減)、合計8900億6400万円(0.3%減)。
既存店売上高は、衣料5.0%減、住居0.6%減、食品0.4%減、客数1.0%減、客単価0.2%増、商品計0.8%減。テナント1.3%増、合計0.2%減だった。
商品別粗利率は、衣料35.8%(2.0ポイント増)、住居31.1%(0.2ポイント減)、食品27.4%(0.2ポイント減)、商品計29.7%(0.2ポイント増)。
1店を出店、1店を閉店し、期末店舗数164店。
イトーヨーカ堂は、事業構造改革の一環として衣料と住居の自営売場縮小と食品の営業強化等に注力したが、第3四半期連結累計期間における既存店売上は前年を下回った。
一方で、荒利率向上や販管費の適正化により、利益面では前期間と比べ22億6500万円改善し、2億円の営業損失となった。
通期は売上高1兆2634億円(1.5%増)、営業利益100億円(225.0%増)の見通し。
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