サツドラ、コープさっぽろ/包括業務提携、食品・非食品・物流再構築
2019年12月20日 17:00 / 経営
生活協同組合コープさっぽろは12月20日、サツドラホールディングスと包括業務提携契約を締結したと発表した。
両者は、それぞれが持つ知識・技術・経験・資源を提供し合い、相互に協力して北海道経済の活性化及び双方の顧客、組合員をはじめとする道民の利便性向上に資する事業に取り組み、開発し、この実現により両者の企業・事業価値向上を図ることを目指す。
新たに設置する任意団体「北海道MD機構(略称HMD)」のもと、取扱い品目の商流及び物流、商品開発、決済・ポイントの各種サービス、システム開発、関係会社の事業統合などに取り組む。
2021年までを目途に、非食品系はサツドラホールディングスグループのサッポロドラッグストアーを主体に、食品系はコープさっぽろを主体に、順次進める。
また、物流について、コープさっぽろグループの北海道ロジサービスを主体に構築していく。
サツドラホールディングスの2019年5月期決算は、売上高846億4900万円、営業利益4億3000万円、経常利益4億4800万円、純利益2900万円、国内218店(ドラッグストア175店、インバウンドフォーマット29店、調剤薬局10店、北海道くらし百貨店4店)だった。
コープさっぽろの2019年3月期の決算は、供給高2815億8300万円、事業剰余金40億9800万円、経常剰余金35億3700万円、当期剰余金10億4300万円。店舗事業107店、宅配事業35センター、13デポとなっている(12月20日現在)。
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