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経産省／4月の商業動態統計、小売業は12.0％増の12兆2000億円

2021年05月31日 11:00 ／ 月次

経済産業省が発表した2021年4月の商業動態統計速報によると、商業販売額は45兆4890億円（前年同月比11.8％増）となった。

このうち卸売業は33兆2890億円（11.7％増）、小売業は12兆2000億円（12.0％増）だった。

＜百貨店販売額・前年同月比増減率の推移＞
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は1兆5527億円（15.7％増）で、百貨店は3536億円（153.1％増）、スーパーは1兆1991億円（0.2％減）となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が318.4％増、紳士服・洋品が287.2％増、婦人・子供服・洋品が283.4％増、その他の衣料品が123.7％増となったため、衣料品全体では281.8％増だった。飲食料品は63.6％増となった。

その他は、食堂・喫茶が389.0％増、その他の商品が171.2％増、家庭用品が130.9％増、家具が49.9％増、家庭用電気機械器具が17.3％増となったため、その他全体では161.4％増となった。

＜スーパー販売額・前年同月比増減率の推移＞
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、婦人・子供服・洋品が76.3％増、紳士服・洋品が67.7％増、身の回り品が37.8％増、その他の衣料品が18.5％増となったため、衣料品全体では60.3％増だった。スーパーの主力商品である飲食料品は、3.8％減となった。

その他は、食堂・喫茶が75.2％増、家具が16.3％増、その他の商品が8.5％増、家庭用電気機械器具が2.1％増、家庭用品が11.8％減となったため、その他全体では5.5％増だった。

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