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ツルハHD/6~2月、感染予防商材の反動減などで営業利益14.3%減

2022年03月23日 10:30 / 決算

ツルハHDが3月22日に発表した2022年5月期第3四半期決算によると、売上高6918億9000万円(前年同期比1.2%増)、営業利益340億5000万円(14.3%減)、経常利益339億2500万円(13.8%減)、親会社に帰属する当期利益189億300万円(16.2%減)となった。

ドラッグストア業界では、刻々と変化する新型コロナウイルスの感染状況とそれに伴う消費者ニーズへの対応が求められているとともに、大手企業・上場企業を含めた統合・業界再編への動きがさらに強まっている。

このような状況のもと、グループではカウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、精肉・青果の導入をはじめとする既存店舗の改装を推進したほか、プライベートブランドにおいては、商品開発・販売体制を強化し、グループの新たなプライベートブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」への刷新と展開拡大を図った。

また、店舗運営業務の効率化を図り生産性を高めることを目的に、人員配置・在庫管理等をサポートするシステムの導入店舗拡大に取り組んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響については、前期感染予防関連商材の需要増に対する反動減が見られるなか、食品は引き続き堅調に推移した。

店舗展開では、ドミナント戦略に基づく地域集中出店や既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首から100店舗の新規出店と43店舗の閉店を実施し、第3四半期末のグループ店舗数は直営店で2477店舗となった。

通期は、売上高9560億円(4.0%増)、営業利益512億円(5.8%増)、経常利益513億6700万円(7.7%増)、親会社に帰属する当期利益282億8000万円(7.6%増)を見込んでいる。

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