バローHD/4~12月増収増益、スーパー・ドラッグ好調
2024年02月09日 13:24 / 決算
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バローホールディングスが2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、営業収益6105億7500万円(前年同期比6.3%増)、営業利益183億6200万円(11.9%増)、経常利益205億8700万円(11.9%増)、親会社に帰属する当期利益111億8800万円(11.8%増)となった。
売り上げ面は、スーパーマーケット事業では、新規出店による売上高の増加、バローの既存店売上高が前年同期比5.0%増、ドラッグストア事業も、既存店売上高が5.1%増と好調で、増収だった。
利益面も、売り上げ増と販売費および一般管理費は水道光熱費の減少により、増益を計上している。
スーパーマーケット事業の営業収益は3440億800万円(7.4%増)、営業利益は145億5500万円(38.4%増)。4店舗を新規出店、2店舗を閉店し計318店舗となっている。
2023年10月に大阪府内4店舗目となる「バロー堺豊田店」(大阪府堺市南区)、愛知県内60店舗目となる「バロー中小田井店」(愛知県名古屋市西区)を新設した。生鮮・総菜部門を支える食品加工業、卸売業が貢献した。
ドラッグストア事業の営業収益は1293億700万円(5.7%増)、営業利益は40億2700万円(23.3%増)。10店舗を新設、3店舗を閉鎖し、502店舗(うち調剤取り扱い170店舗)となった。
新型コロナウイルス感染症の沈静化により、マスクなどの関連商品の売り上げは減少したものの、インフルエンザ感染者の増加による関連商品や外出機会の増加によるメークコスメなどの需要が大きく増加している。
ホームセンター事業の営業収益は935億3900万円(0.3%減)、営業利益は28億4700万円(24.9%減)。子会社化したホームセンター・アントの5店舗を含む8店舗を新設、2店舗を閉鎖し、合計167店舗となっている。
物価高の影響による消費者の節約志向が高まり、巣ごもり需要が落ち込み、減収減益だった。
通期は、営業収益7720億円(1.6%増)、営業利益205億円(2.2%増)、経常利益233億円(1.1%増)、親会社に帰属する当期利益93億円(22.3%増)を見込んでいる。
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