広島市/紙屋町・八丁堀地区活性化で高さ160mの複合施設、2027年度開業

2024年11月21日 16:34 / 店舗

広島市はこのほど、中区基町・立町各地内で進めている「基町相生通地区市街地再開発事業」の新築工事を開始した。

<計画概要>

プロジェクトは、紙屋町・八丁堀地区の活性化に向けた官民連携のリーディング・プロジェクトとして、広島駅と紙屋町・八丁堀地区を結ぶメインストリートである相生通り沿いで行う第一種市街地再開発事業。

総事業費は約473億円で、施行期間は2022年度~2029年度。中核となる高層棟は、事務所、ホテル、店舗、駐車場、駐輪場で構成し、地上31階、地下1階、高さ約160mを計画する。2027年度の開業を予定する。

都市間競争力を高める高規格オフィスや、国際会議等のMICE需要のほか多様なニーズに応えるラグジュアリーホテルを整備するとともに、広島商工会議所の移転による原爆ドーム周辺の景観の改善を図る。また、官民連携による公共空間の活用推進のため、相生通りに開かれた、来訪者や市民が気軽に憩えるオープンスペースを整備する。

<オープンスペースのイメージ>

広島の中心市街地を成す三角州の真ん中に位置し、官公庁街・文化ゾーンと商業ゾーンをつなぐこの地で、新しいにぎわいと交流の基点を生み出し、新時代のひろしまを牽引するランドマークを目指す。

<計画地>

■事業概要
事業名称:基町相生通地区第一種市街地再開発事業
所在地:広島県広島市中区基町・立町各地内
都市計画:特定都市再生緊急整備地域(紙屋町・八丁堀地区)、都市再生特別地区、商業地域、防火地域
区域面積:約1ha
敷地面積:約7,500m2
建築面積:約5,900m2
延床面積:約86,300m2(容積対象面積 約67,500m2)
計画容積率:約900%
事業主体:基町相生通地区第一種市街地再開発事業個人施行者
代表施行者:都市再生機構
共同施行者:朝日新聞社、朝日ビルディング、中国電力ネットワーク
地権者:朝日新聞社、朝日ビルディング、中国電力ネットワーク、広島商工会議所、広島市
特定業務代行者:竹中工務店・竹中土木共同企業体
総事業費:約473億円
施行期間:2022年度~2029年度

■施設建築物の概要
・高層棟
用途:事務所、ホテル、店舗、駐車場、駐輪場
階数:地上31階、地下1階
高さ:約160m
・変電所棟
用途:変電所、駐車場
階数:地上5階
高さ:約30m
・市営駐輪場棟
用途:駐輪場、駐車場
階数:地上5階、地下1階
高さ:約20m

■広島県の関連記事
JR福山駅前/駅ビル「NEWCASPA」グランドオープン

GIGO/広島市「アルパーク」北棟2階にオープン

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

店舗 最新記事

一覧

新店舗オープンに関する最新ニュース

一覧

広島県に関する最新ニュース

一覧

再開発に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧