2024年菓子の小売金額/5.3%増の3兆8785億円、グミなどあめ菓子が好調
2025年04月02日 11:57 / 商品
- 関連キーワード
- スイーツ
全日本菓子協会が4月1日発表した2024年菓子の生産数量・生産金額・小売金額(推計)によると、生産数量は198万4654トン(0.6%減)、生産金額は2兆7886億円(4.1%増)、小売金額は3兆8785億円(5.3%増)だった。
ジャンル別では、グミなどあめ菓子、チューイングガム、せんべい、米菓、スナック菓子、かりんとうといった油菓子は生産数量・生産金額・小売金額ともに前年を上回った。
あめ菓子はのどあめを中心としたハードキャンディーが売り上げを伸ばした。グミも大きく伸長している。
チューイングガムはデンタルケア、エチケット用品としてのニーズが増加。口臭除去カテゴリーが好調だったという。
チョコレート、ビスケット、和生菓子、洋生菓子は生産数量は前年を下回ったが、生産金額・小売金額は前年より増加している。
チョコレートはカカオ豆、ココアバター、砂糖などの原材料価格の高騰を受け、各社は価格改定を行っている。
値上げにより販売数量が伸び悩んだが、生産金額や小売金額は前年を大きく超えた。
ビスケットは原材料費、物流費の高騰を大きく受けた。ソフトクッキーはベーシックなロングセラーへの回帰、コストパフォーマンスのよい大袋商品の伸びが見られたという。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。