ベイクルーズ/フード事業25周年で食の新拠点、新宿に「ディグス」12/23オープン
2025年12月19日 15:32 / 店舗レポート
ベイクルーズは12月23日、東京・新宿に朝から夜まで楽しめる食の新拠点「DIGS(ディグス)」をオープンする。19日、メディア向けに内覧会を開いた。
掘る・探す・夢中になるという意味から「DIGS」と名付けた。コンセプトに「Cross Culture, New Standard」を掲げる。
建物は3階建てで、1階には焼き立てパンとコーヒーの「BOUL’ANGE(ブール アンジュ)」、2階には素材にこだわったブランチカフェの「FLIPPER’S(フリッパーズ)」 、3階には新業態の「Journal Standard DINING(ジャーナル スタンダード ダイニング)」が出店する。
以前は1、2階にセレクトショップ「JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)」、3階に「J.S. BURGERS CAFE」が入居していた。
ディグスを開業するビルは、ベイクルーズが25年前にフード事業を始めた場所でもある。25年の節目にビル全体で「食」にフォーカスすることに。3階はこれまでの「J.S. BURGERS CAFE」を進化させて新たにダイニング事業をスタートさせる。
3店舗の特徴として、朝はブール アンジュ、昼はフリッパーズ、夜はジャーナル スタンダード ダイニングといった具合に、食のシーンを切り分けて出店。これはベイクルーズでは初めての試みとなる。
メインの顧客ターゲットは30~40代の女性。新宿に買物に来た際に立ち寄れるような、ゆったりと「食」を楽しめる空間を提案する。
1階のブール アンジュは先行して9月2日にオープン。店内はガラス越しに工房を望む設計になっており、職人がパンを焼き上げる様子を間近で見ることができる。
新宿の工房で毎朝焼き上げるサワードゥは、長時間発酵が生み出す、豊かな香りと奥行きのある味わいが特徴。
2階のフリッパーズは、落ち着きと解放感にあふれる空間で厳選した素材を使用した料理を提供する。シグネチャーメニューの「スフレパンケーキ ストロベリー」や新宿限定のメニューを提供する。
限定メニューの1つが、祇園辻利の宇治抹茶を使用したスフレパンケーキ「奇跡のスフレパンケーキ 抹茶」だ。フリッパーズの看板商品であるスフレパンケーキと、ほろ苦い抹茶ブリュレのパリッとした食感のコントラストを楽しめる。
3階の「ジャーナル スタンダード ダイニング」は、2025年に25周年を迎えた「J.S. BURGERS CAFE」を大人のダイニングへと進化させた。
薪火で丁寧に焼き上げるグリル料理や旬の食材を生かしたメニューを提供し、肩ひじ張らずにゆったり過ごせる空間で非日常の贅沢を演出する。
■DIGS(ディグス)
オープン日:2025年12月23日(火)※「BOUL’ANGE」はオープン中
所在地:東京都新宿区新宿4-1-7 1~3階
営業時間:(ブール アンジュ)8時~20時、(フリッパーズ)9時~20時、(ジャーナル スタンダード ダイニング)11時~15時30分/17時30分~23時
ホームページ:https://www.digs-shinjuku.com/
取材・執筆 比木暁
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