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味の素グループ/飼料用トリプトファンの生産を北米で開始

味の素は2月1日、100%子会社・味の素アニマル・ニュートリション・グループが、飼料用トリプトファンの生産を、従来の欧州に加え北米でも開始する、と発表した。

<味の素ハートランド社エディビル工場>
味の素ハートランド社エディビル工場

生産拠点は、味の素ハートランド社エディビル工場(アメリカ合衆国アイオワ州)で、完工は2017年5月を予定している。

生産能力は、年間3000トン前後の見込み。

今回の北米での生産品目の追加に伴い、市場価格の変動に対応して生産品目を柔軟に切り替えるフレキシブル生産体制を強化し、動物栄養事業の収益の安定化を実現する。

北米の飼料用アミノ酸市場は、バイオエタノールの副産物であるトウモロコシ蒸留かすの利用促進など天然飼料原料の種類の変化もあり、トリプトファンの需要が過去5年間で急速に拡大している。

また、味の素グループが積極的に行っている需要創出活動が奏功し、今後も順調な市場拡大が期待される。一方で、北米には現在、飼料用トリプトファンを生産しているメーカーは存在せず、その需要は全量輸入で賄われている。

今回、同社グループは、より少ない原燃料での生産を可能にする低資源利用発酵技術をさらに発展させた新しい生産技術を導入すると同時に、既存の生産品目との設備共有化を実施し、高い競争優位性を有する飼料用トリプトファンの生産を小投資で開始する。

この新技術導入による競争力強化とフレキシブル生産体制強化を同時に実現することにより、北米での動物栄養事業全体の資産効率と収益の最大化を図る。

さらに、飼料用アミノ酸の各生産拠点でも同様の取り組みを推進し、当事業の中期戦略である「スペシャリティ事業の拡大とコモディティ事業の競争力強化による安定的な事業収益の確保」を目指す。

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