高島屋/3~5月、販管費増で営業利益9.4%減
2019年06月27日 11:30 / 決算
高島屋が6月25日に発表した2020年2月期第1四半期の連結決算によると、営業収益2236億8200万円(前年同期比1.8%増)、営業利益77億4600万円(9.4%減)、経常利益71億1700万円(28.6%減)、親会社に帰属する当期利益105億9700万円(81.3%増)となった。
百貨店業の営業収益は1933億1600万円(0.6%増)、営業利益は28億4900万円(28.1%減)。
高所得者層の売上が好調に推移したほか、日本橋高島屋S.C.の開業効果もあり、増収となったが、減価償却費などの販売管理費の増加により減益だった。
不動産業での営業収益は113億6500万円(8.2%増)、営業利益は29億1400万円(10.4%増)。
東神開発は、昨年からの日本橋・立川・流山等の複数施設の開業による家賃・管理費の収入増はあったものの、前年の北幸マンション販売の反動や施設のリニューアルに伴う経費増により増収減益。
また、海外は、トーシンディベロップメントシンガポールPTE.LTD.が一部テナントとの家賃改定により減収だったが、IFRS第16号適用による会計基準の変更により増益となった。
通期は、営業収益9420億円(前期比3.2%増)、営業利益310億円(16.3%増)、経常利益290億円(7.2%減)、親会社に帰属する当期利益200億円(21.6%増)を見込んでいる。
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