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パルコ/3~5月、既存店客数増で増収増益

2019年06月27日 11:40 / 決算

パルコが6月24日に発表した2020年2月期第1四半期の連結決算によると、営業収益221億300万円(前年同期比0.3%増)、営業利益34億800万円(23.9%増)、税引前利益28億2800万円(6.2%増)、親会社に帰属する当期利益18億9500万円(6.2%増)となった。

<改装中の渋谷パルコ>
パルコ

ショッピングセンター事業は、営業収益は130億9500万円(1.7%増)、営業利益は32億6600万円(18.0%増)。

パルコテナント取扱高は、657億4800万円(6.2%増)。

3月に錦糸町パルコを新たに開業した一方、5月に宇都宮パルコを閉店するなどスクラップ&ビルドを推進した。

既存パルコ店舗政策については、五感を刺激するような体験を好む消費価値や、健康・美への欲求の高まりといった消費傾向の変化を捉え、ニーズに沿った食・ビューティー関連テナント導入を推進し、客数の増加につながった。

専門店事業は、営業収益は44億300万円(1.8%減)、営業損失は6500万円(前年同期営業利益3200万円)。

ヌーヴ・エイについては、前期にスクラップ&ビルドを推進したことに伴う店舗数減少の影響や、既存店の不振により営業収益・営業利益は前年同期実績を下回った。

総合空間事業の営業収益は45億8100万円(7.4%減)、営業利益は1億2400万円(49.6%増)。

パルコスペースシステムズについては、売上総利益率の改善、販管費の効率化などにより営業利益は前年同期実績を上回った。

通期は、営業収益1162億円(前期比29.2%増)、営業利益127億円(134.1%増)、税引前利益105億円(108.0%増)、親会社に帰属する当期利益71億円(110.7%増)を見込んでいる。

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