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伊藤忠食品/4~9月、売上高1.8%減、営業利益14.9%減

2019年10月31日 11:30 / 決算

伊藤忠食品が10月31日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高3392億600万円(前年同期比1.8%減)、営業利益14億円(14.9%減)、経常利益19億2300万円(7.0%減)、親会社に帰属する当期利益13億200万円(7.0%減)となった。

<伊藤忠食品>
伊藤忠食品

優良顧客との取引深耕のほか、前年度に資本参加をした菓子卸コンフェックスホールディングスとの物流・商流での取り組みを実施。

「DELISH KITCHEN」などのレシピ動画サイトを運営するエブリーとの資本業務提携によるデジタルサイネージ事業を推進した。また、液体急速冷凍の技術を活用したリキッドフリーザー方式凍結機「凍眠」の製造販売を行うテクニカンとの業務提携による共同ブランド「凍眠市場(いちば)」の立ち上げなど、取引先への新たな付加価値の提供や卸機能のさらなる強化に向けた施策を実行した。

食品ロス削減のためのフードシェアリングプラットフォーム「TABETE」を運営するコークッキングへ出資することで、本業を通じた社会課題の解決に向けて新しいビジネスへのアプローチをはじめた。

<商品分類別売上高>
商品分類別売上高

商品分類別売上高は、ビール850億7200万円(8.4%減)、和洋酒522億2300万円(1.5%減)、調味料・缶詰531億2200万円(6.2%増)、嗜好・飲料743億200万円(1.6%減)、麺・乾物232億2600万円(3.1%増)、冷凍・チルド133億1700万円(6.5%増)、ギフト251億8600万円(3.1%減)、その他127億5900万円(1.1%減)となった。

ビールは天候不順と一部、帳合い変更があった影響で売上を落とした。

<業態別売上高>
業態別売上高

業態別売上高は、卸売業437億6700万円(2.9%減)、百貨店145億4200万円(3.3%増)、スーパー2104億9100万円(1.1%減)、CVS・ミニスーパー344億4200万円(8.0%減)、その他小売業203億9800万円(0.5%増)、その他155億6600万円(1.3%減)だった。

通期は、売上高7000億円(4.9%増)、営業利益47億円(16.3%増)、経常利益58億円(17.3%増)、親会社に帰属する当期利益40億円(20.9%増)を見込んでいる。

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