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JR九州/4~12月はコロナ禍で営業損失19億7800万円

2021年02月10日 11:00 / 決算

JR九州が2月9日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、流通・外食グループの営業収益は411億9400万円(前年同期比48.3%減)、営業損失は19億7800万円(前期は24億3700万円の営業利益)、EBITDAはマイナス9億3500万円(前期のEBITDAは36億5100万円)なった。

新型コロナウイルスの影響を受けて、駅構内店舗や既存の飲食店舗が大幅な減収となった影響で営業損失を計上した。

小売業においては、コンビニエンスストアの新規出店を進めたほか、土産専門店「大分銘品蔵」をリニューアルしプレミアムコーナーを新設するなど、落ち込む需要の歯止めに注力した。また、昨年5月にJR九州ドラッグイレブンの株式の一部をツルハホールディングスへ譲渡した。これに伴い、同社を第1四半期連結会計期間末より連結の範囲から除外するとともに、持分法適用の範囲に含めた。

飲食業においては、昨年7月に福岡市営地下鉄姪浜駅に「めいのはまMarché(マルシェ)」を、9月にピザ専門店とチキン専門店のコラボ店舗や高級食パン専門店を、11月に「アミュプラザみやざき」に牛たん専門店をオープンするなど新規出店を進めた一方で、不採算店舗の閉店など一層の経営効率化に努めた。

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